こちらにて紹介しましたカメラケースのその後です 使用した皮革は栃木レザー社製のサドルレザー(ヌメ革)です 一年3か月の使用で バッグや車のダッシュボードに放り込んだり、肩や腰にさげたりと ガンガン使用してきました お手入れは…ほとんど何もしていません(汚れたらタオルで拭く程度) 使い始めはこんな感じ 腰にさげたときにベルトやキーホルダーとぶつかりやすい裏面はこんな感じ 目立つものを拡大すると・・・ さて、ヌメ革をはじめてお使いの方は「傷の付き方」が気になるかと思います 当然ながら分厚い樹脂のコーティングが載っているこういう皮革 ただしこのタイプは表面はあくまで「プラスチック」ですので 付いてしまった傷は消えることはありません」 ・・・でも、ヌメ革の傷は味になる と、よく言いますが実際どうなの?というところを試してみました 先ほどのカメラバックのこの部分に・・・ ボールペンの先と爪で「ギ~ッ」といってみました 仕方のないことです でも、これを力加減しながら擦ってあげると… おそらく時間が経てばさらに目立たなくなってくると思います 私の場合はやわらかい綿の布(着古したTシャツ生地など)を指に巻いて、 「人差し指の爪」の平らな部分を押さえつけながら擦るようにすることが多いです スプーンなどを使用しても良さそうです この時に注意しなくてはいけないことは ・革が濡れているときは絶対に強く押してはいけない ・つめのとがった部分は当てない ・完璧に直そうと思わず周囲に馴染ませる 個人的にはあまり薬剤の類は好きではないのでほとんど使用しませんが ミンクオイルを薄く塗りこんでおけば革の乾燥による傷みを防ぐとともに 今回のような傷も周囲と馴染みやすくなります ※傷を直したり、傷つきを防ぐものではありません ミンクオイルはその名の通り、動物由来の皮脂のため革ともよく馴染んで不快な化学臭もありません ちょっと値は張りますがマスタングペースト(ホースオイル・馬油)はよりなじみが良いです あくまでお手入れの一例です 皮革の種類や傷の状態にもよりますのであくまで参考程度に思ってください 個人的に革製品を長く楽しむには・・・ 「少しだけ丁寧に扱う」 「神経質になりすぎない」 これがポイントだと思います いくら上等なレザーアイテムを使っていても、 雑な扱いでボロボロ・手垢で真っ黒なのはあまりカッコいいとは言えませんね (これはエイジングとは言いません!) 逆にちょっとの汚れや傷もつかないように神経質になるのも・・・ あなたもお気に入りのレザーアイテムが見つかったら大切にしてあげてください
by rcw52
| 2016-06-17 09:50
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