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皮革用語まとめ (随時更新中)

RCWのブログ・オークションで使用する皮革分類用語をまとめます

出品説明では極力専門用語を控えたり
一般的な言葉を併記するように心がけていますが
時々お問い合わせがあります

私の知識不足や理解不足により言葉が足りなかったり
誤った解釈がある場合もあるかもしれませんが
随時補足・更新していこうと思いますので
「だいたいこんな感じ」くらいのご理解でお願いします


■鞣(なめ)し方による分類 
(鞣すとは動物の皮を革に加工して、材料として使える状態にする処理です)

 タンニン鞣し(ヌメ革・フルベジタブル):
  植物由来のタンニン(渋)にて鞣します 
  硬いものが多く、経年変化(色・艶・硬さなど)が大きい
  個体差が大きく、比較的高価。ハンドクラフト向き

 クロム鞣し:
  化学薬品のクロムにて鞣します
  柔らかく、経年変化はごくわずか
  個体差が小さく、比較的安価。工業製品向き

 コンビ鞣し:
  タンニン鞣し+クロム鞣し 両方の特徴を併せ持ちます

※処理方法はタンナー(鞣しメーカー)によって異なるため、
 出来上がる皮革も千差万別です
 バッグ・財布などのメーカーによってはコンビ鞣しでも
 ヌメに近い風合いであれば「ヌメ革」と表記する場合もるようです


■着色による分類
 ナチュラル:生成り、無着色
  ほとんどの場合ヌメ革を指します(クロム革の無着色はグレーっぽい色)
  タンニンによる着色が残ったり、漂白によりかなり白いものもあります
  処理工程がシンプルなものほど(動物の肌本来の)汚れや傷が目立つ場合があります
  白~ベージュ~褐色

 染色系:
  着色剤が染みこんでいるため革表面の風合いが残ります
  水彩絵の具的な発色イメージ

 顔料系:
  表面をポリウレタン等の着色剤で覆います
  革表面の風合いはあまり残りません
  単色・複数色の鮮やかな発色が可能

 アニリン:
  染色後の処理で革の風合い・発色を残したまま
  やや光沢のある透明コートしています

 芯通し:
  革の表面(銀面・吟面)だけでなく
  革内部や裏面(床面)にまで染料を染みこませたもの


■面状の仕上げによる分類
 シボ:
  表面の凹凸形状の総称

 スムース:
  表面の凹凸(シボ)をなくした仕上げ

 型押し:
  型を押し付けて転写した面状
  幾何学模様やブランドロゴ以外にも
  「革らしいシボ」「別の動物の革」を転写したものもあります
  (オーストリッチ(ダチョウ)・クロコ(ワニ)など
   高価な皮革の面状を牛革等に型押したものも良くあります)

 シュリンク:
  収縮して皮革本来の凹凸(シワ)を強調させた風合いのシボ

 手もみ(風):
  なめし工程で手作業で揉み込むことでランダムなシワを強調した面状

 シワ:
  しわ。RCWでは上記のような強調した面状に当てはまらない革本来の面状に使います

 上記の用語は組み合わせて使うので、
 シュリンク状のシボを型押し・・・なんてものもあります ヤヤコシイ



■起毛仕上げによる分類(そのうちに追加します)
 ヌバック・スエードなど・・・ 


■鞣し中・鞣し後の処理による分類(そのうちに追加します)
 ソフト・オイル・ワックス・グレージングなど・・・


■動物種による分類(そのうちに追加します)
 牛
 牛(キップ・カーフ 年齢による分類)
 牛(バイソンなど 種類による分類)
 豚(ピッグ)・山羊(ゴート)・羊(シープ) など



こちらの解説もわかりやすいです
 皮革用語辞典(JLIA日本皮革産業連合会)

このページは上記を含むネット上の解説や書籍等を参考に
RCWの経験を元に作成しております
例外等もおおいにありますことを予めご理解ください
項目追加のご要望や修正ご指摘はメールにてやんわりとお願いします

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by rcw52 | 2015-05-14 10:09 | 製品仕様


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